窓とかペンギンとか

インフラエンジニアの色々備忘録 少しでも情報を発信できたらなと思いブログを作ってみました。 このブログの内容は個人の見解であり、所属する組織の公式見解ではありません. 趣味のこと等も書きます(たぶん)

CentOS8で消え去ったRAIDドライバーを手動で読み込んでインストールする。

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REHL8/CentOS8から各種レガシーなドライバーが削除された影響で、古いHWのRAIDカード配下のディスクが認識されなくなってしまった。
当環境だとMegaSASドライバーが消え去った影響で、ServeRAID M5014配下のディスクが見えない状態になってしまったので、ドライバーを読み込む手順をまとめておく。

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access.redhat.com


1.elrepoのページから自分の筐体に搭載されているドライバーディスクをダウンロードする。

今回の場合はdd-megaraid_sas-07.707.50.00-1.el8_0.elrepo.iso
https://elrepo.org/linux/dud/el8/x86_64/:ELRepoのDUD(Driver Update Disk)

2.インストーラー画面でeキーを押し、Editモードに移行する。

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3.linuxefiの行末に、inst.dd modprobe.blacklist=ahciを追記し、Ctrl+xを押す。

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4.Driver Disk Device Selectionモードになるので、dd-megaraid_sas-07.707.50.00-1.el8_0.elrepo.isoにディスクを入れ替える4

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5.「r」キーでリフレッシュができる、ディスク入れ替えができた事を完了したら,ディスク番号を入力しEnter

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6.ドライバーのrpmファイルを選択する。今回の場合は1

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7.[X]がつくとセレクト状態となるので、「c」を押してコンテニューする

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8.Driver Disk Device Selection Modeに戻るので、CentOSのインストーラーディスクに入れ替えてからcキーを入力してコンテニューする

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ディスクが読み込めるようになった。
あとは通常通りインストールするだけ。

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